冠(ゆるぎ)組は古くは平安時代に、高貴な人々の冠(かんむり)の緒に使われた伝統的な組紐からその名がきています。中央に溝がある独特の形で、しなやかで程よい幅と厚み、また、適度に伸縮性があるので、締めやすい上に緩みにくいところが特徴です。