厄除け・七色
日本では厄除けに七色を取り入れたものを持ち歩くとよいという習わしが古くからあり、
諸説あるものの「七福神」が関係しているという説があります。
七福神がひとつの宝船に乗り災いを退け七福をもたらすとしたことから、
七色のものを一度に身につけると災いから自身を護り、新たな幸せをもたらすと考えられています。
また、7が8、9の前にあることから「8(や)9(く)=厄」の前に立ち、
厄を避ける数字であるということから日本では"7"にまつわるものが縁起が良いとされたという俗説もあります。
七色
七色は赤・橙・黄・緑・青・藍・紫といった「虹色」を指します。
虹は雨上がりにみられることが多いため、苦境を乗り越えたあとに開けてくる希望に満ちた明るい未来を象徴するものとされる意味合いがあります。
鱗模様
三角形が蛇の鱗を連想させ、脱皮から厄落としや悪霊を退ける意味合いにつながり、古くから厄除けの模様として使われています。
お着物のお供としてお守りのように小物をお楽しみください